小児訪問看護の現場は、大変なこともありますが、笑顔に溢れています。なぜなら小児訪問看護に携わる看護師たちは、日々のケアの中で、多くの“幸せ”を実感しているから。
この記事では、ソイナースで活躍する看護師の皆さんに「幸せ」をテーマにアンケートを実施。子どもたちやご家族との関わりの中で感じた、心あたたまる幸せの瞬間をご紹介します。
【小児訪問看護師】Kさんの場合
限られた訪問日数の中でも、お子さまが見せてくれる笑顔や成長を大切に積み重ねてきたKさん。小児ならではの「できた」が増える瞬間に、訪問看護の大きな喜びを感じているといいます。
成長を一緒に喜べる幸せ
Kさんは、お子さまができることを少しずつ増やしていく姿を見られた時に、大きな幸せを感じると語ってくださいました。そして関わりを重ねるごとに気づける変化を感じることで、「小児看護を続けてよかった」と思えるといいます。
- 反応が豊かになった
- 自分にしか見せない笑顔を見せてくれた
お子さまが日々成長して、できないことができるようになる。そんな成長の様子に幸せを感じています。
好きな遊びや歌を通して心に寄り添う
Kさんは「短い時間で安心できる関係をつくること」を心がけているといいます。例えば、発語がゆっくりなお子さまと一緒に、好きな歌を歌うといった「負担にならない関わり」を工夫しているようです。
こうしてお子さまが好きな遊びに合わせて寄り添うことで、お子さまが自分らしいペースで関われる時間を大切にしていきたいと話してくれました。
子どもの変化と家族の喜びを共有できる関係へ
Kさんにとって、医療的ケアが必要なお子さまが日々少しずつ成長している姿を実感できることが励みになっているといいます。
さらに、できることが増えた時にはご家族から「ありがとう」と声をかけてもらうことも多いのだとか。そしてその言葉が、ご自身のやりがいにつながっています。
つまりお子さまの変化をご家族と一緒に喜べる関係が、「看護師とお子さま、家族の成長を喜べる幸せ」につながっているのです。
【小児訪問看護師】Iさんの場合
Iさんは、日々の訪問を通して「お子さまの笑顔」や「ご家族との距離の変化」が広がっていく幸せを丁寧に話してくださいました。
笑顔を見せてくれる幸せ
Iさんは、お子さまとご家族が笑顔を見せてくださったときに、幸せを感じるといいます。
- お子さまがケア中に、声を出して笑ってくれた
- その笑い声に、ご家族がほっこりしてくれた
- ご家族成長の動画を共有してくれた
- ごきょうだい児が笑顔で駆け寄ってくれた
そういった笑顔を見ると、ご自身の関わりが安心につながっていると実感できるそうです。そして、こういった笑顔と一緒に喜べる瞬間を共有できることが、何よりのやりがいになっていると語ってくれました。
楽しく過ごせる雰囲気を意識したケア
Iさんが大切にしているのは、「ケアが楽しい時間になること」。だからこそ、遊びを交えた楽しいケアで、笑顔を引き出す看護を心がけているといいます。
そしてお子さまの反応やできたことは、ご家族にしっかり共有。また、きょうだい児にも自然に関わり、ご家族全員が楽しい雰囲気に安心して過ごせることを意識しているそうです。だからこそ実現するのは、ご家族の想いに寄り添う関係性。楽しく穏やかに過ごす暮らしの一部に、看護が溶け込む瞬間にやりがいを感じています。
“話したい”と思ってもらえる関係づくりの大切さ
訪問したIさんに、ご家族が笑顔で成長の様子を共有してくれた時、Iさんは「話したいと思える関係性」を築けた喜びを実感したといいます。
そしてこの関係性を大切にしていくためにも、見逃せないのがご家族が話すことに隠されている大事なヒント。ご家族が話すかどうか迷って遠慮がちに声をかけてきた時でも、安心して話してもらえるよう、「寄り添う関わり」を続けていきたいと語ってくれました。
こういったご家族の想いに寄り添う積み重ねが、お子さまだけでなく、ご家族の笑顔も引き出せるケアにつながっているのではないでしょうか。
【保育園看護師】S さんの場合
保育園看護師として日々園児の変化を見守っているSさんは、子どもに頼られる幸せを語ってくださいました。
信頼されていることを実感した幸せ
保育園看護師として5年の経験を持つSさんは、毎日お子さんの「様子の違い」にアンテナを張っています。園児1人1人に声をかけながら、しっかりと観察する…そんな日常の中で、時には園児から「様子の違い」を報告してくれることも。
擦り傷やぶつけた跡など、今ケガしたものじゃなくても、先生と一緒に保健室に来て“痛み”や“不安”を伝えてくれる園児の存在に「頼ってくれた」と実感するといいます。
「ケガしたらS先生に見てもらいたい」
そう思ってもらえる関係に幸せを感じているそうです。
痛みや気持ちを受け止める姿勢を大切に
保健室にSさんを頼って来てくれた園児に対して、Sさんが大切にしていることは、「痛みに寄り添うこと」。
- 痛かったね
- よく頑張ったね
そういって頭をなでたり、抱きしめたりと、子どもの気持ちが落ち着くように関わっているといいます。
そしてSさんが向き合う保育園児は健常者ですが、年齢に合わせたメンタルケアがとても重要。だからこそ、保育園の保健室が安心できる雰囲気になるよう心がけているのです。
信頼が積み重なると行動に変化が生まれる
保育園看護師は、予防医学視点でいつもと違う園児の様子を見つけてあげることがとても大切です。いつも元気な姿を見守る看護師の存在を肌で感じてもらう…そんな日々の目線と存在の積み重ねが、「ケガをしたら保健室に行く」という行動につながります。
そして意外と多いのが、メンタルケアを必要とする園児。
だからこそSさんは、子どもとたくさん話し、保育士さんと情報を共有したり、医学的視点で意見を出したりと、色んな角度から園児たちを見守っているといいます。
そして痛みや不安を感じた時に「この人なら大丈夫」と思ってもらえることが、Sさんが看護をする上でのやりがいと「信頼されている幸せ」になっているのです。
ソイナースが大切にしている、“幸せを生む看護”とは
ソイナースの看護師たちが語る「今日の幸せ」は、特別な出来事ではありません。
- お子さまの小さな成長に関われたこと
- 笑顔を一緒に喜べたこと
- ご家族が頼ってくれたこと
そうした日常の中の何気ない瞬間に、看護師たちはやりがいを感じています。つまりソイナースが大切にしている看護のカタチとは…
看護師をもっと身近に感じてもらい、お子さまだけでなくご家族にとっても安心できる存在であること。そして、一緒に子育てをできていること。
そしてその一つひとつが、看護師自身の「また向き合いたい」という気持ちを支えているのです。
“幸せ”が循環する看護のかたちへ
小児訪問看護は、決して楽な仕事ではありません。それでも看護師たちは、日々のケアの中でかけがえのない幸せを感じているからこそ、そこにやりがいを感じています。そしてそこで感じた幸せは、看護師だけでなく、お子さまやそのご家族の幸せにも循環していくのです。
ソイナースの現場では、今日も笑顔と幸せが巡っています。小児訪問看護にご興味のある方はぜひ、その幸せの日常をもっと詳しく覗いてみませんか?
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