【小児リハビリって何?】
何らかの原因による肢体不自由や運動発達の遅れがある0~18歳のお子様を対象に、医師の指示のもと医学的診断に基づきリハビリテーションを進めます。
Soi Nurse(ソイナース)で提供しているリハビリは理学療法です。身体・知的・言語・対人機能面などで発達の遅れがあるお子様に対して個別療育を行い、お子様の持つ能力を最大限に引き出せるよう援助を行います。
【どんなことをするの?】
ご家族からご心配なこと、お困りのことを傾聴し、お子様ご本人の発達段階や特性を評価します。
評価を基に、必要な時期に必要な支援を提供できるよう関わっていきます。具体的には、運動発達の支援、関節の変形拘縮予防や日常生活の姿勢・遊びや学習・呼吸・日常生活用具や補装具の相談等を行います。
Soi Nurse(ソイナース)では訪問看護師と協力し、リハビリ以外の訪問時にも遊びの時間にリハビリプログラムを取り入れ個別対応の関わりを持っています。
【リハビリご利用者様の例】
① M ちゃん(3 歳):18 トリソミー
にっこり笑顔がかわいい M ちゃん。お母様がご兄弟の習い事やお仕事に行かれている間、訪問看護を利用しています。入浴が終わった後の 1 時間、週に 1 回理学療法士が同行し看護師と一緒に寝返りやお座り上達のため、体の使い方の練習をメインにリハビリを行っています。場所見知りがありお外ではおしとやかになるとのことですが、慣れた自宅では本領発揮!元気いっぱいに取り組み1 人でのお座りが上手になってきました。
② H くん(8 歳):四肢麻痺
甘え上手の H くん。登校前の 9:00~10:00 の時間で週 2 回リハビリを行っています。朝はうとうと眠そうなことが多いですが、ストレッチでこわばった身体をほぐし、お座りの練習で目覚め、イス(座位保持装置)に座って ipad のゲームで指先を動かす練習にも取り組みます。イスの座り心地がイマイチなときは姿勢を変えたり、角度等の調整をして遊びやすいよう工夫をします。すっきり排痰してから元気に登校しています。
③ K くん(11 歳):四肢麻痺
良く周囲の様子を観察し理解している K くん。下校後はデイサービスで過ごし、夕方帰宅後に週 1回リハビリをしています。緊張が入って全身反り返ってしまいリラックスすることがむずかしいことが多く困っています。呼吸がしやすいように胸郭や肩甲骨周囲の柔軟性を保つこと、抱っこやお座りなど姿勢を変えることで徐々にリラックスでき、ほっと一息つけるようです。ご家族と介助方法を共有し安楽に過ごせるよう関わっています。
④ K ちゃん(0歳):両側声帯麻痺
ママとパパが大好き、人好きで可愛い笑顔で笑いかけてくれる癒し系の K ちゃん。週 1 回、寝返りやお座りの練習をしています。はじめはうつ伏せが苦手で泣いていましたが、スモールステップで少しずつ慣れてくるとにこにこアイコンタクトしてくれ、おもちゃに触って一生懸命遊びます。 大好きなバランスボールで練習しながら、床でのお座りも上手になってきました。訪問看護の際は看護師さんともリハビリに取り組み頑張っています♪