訪問看護師として働きたいと考えた時、「自分にできるのか」と不安になる人も多いのではないでしょうか?誰だって、新しい分野に足を踏み入れるのは不安が伴います。さらに不安を抱えたまま現場に飛び込むと自信を持てず、力を発揮できないこともあるでしょう。
そこで今回は、訪問看護師を目指す皆さんに心がけていただきたい、訪問看護に求められる5つのスキルについて、小児訪問看護サービスを提供するソイナースが詳しく解説します。
①訪問看護に取り組むアセスメント力と行動力
訪問看護師になる上で、医療スキルがあることは大前提となりますが、訪問医療に必要な看護力はそれだけではありません。利用者様の状況を分析、評価する「アセスメント力」が欠かせないのです。
実際にケアを行う前後や最中にしっかり利用者様の状況を把握し、より良い健康状態になるよう適切なケアをすることが大切です。
またここで気づいたことを、実際のケアに活かす「行動力」も訪問看護師にとって大事なスキルの1つ。
自分で見て、聞いて、行動する、臨機応変な対応力を心がけましょう。
▼実際の小児訪問看護師の役割について、もっと詳しくは下記の記事もご参照ください。『医療的ケア児を支える看護師の役割とは?医療的ケアの一日レポート』
②利用者様やご家族との信頼関係
訪問看護は、利用者様はもちろん、一緒に暮らすご家族とのコミュニケーションがとても大切です。特に小児訪問看護の場合、利用者様ご自身が想いを言葉にできないというケースも少なくはありません。
だからこそ信頼関係を築いて、ご家族から見た利用者様の普段の様子や気になる点を伺うことでより適切なケアができるのです。
訪問看護師が医療的なアドバイスはもちろん、日常生活での困りごとや疑問点など、利用者様とそのご家族に寄り添ったコミュニケーションを取ることで、より良い看護につながる信頼関係を積み上げていきましょう。
▼ソイナースの小児訪問看護師と利用者様・ご家族との関係性について、もっと詳しくは下記の記事もご参照ください。
『小児訪問看護師が大切にしたい「ご家族」との関わり【ソイナースの体験談】』
『小児訪問看護師が向き合う「心の難しさ」【ソイナースが語るリアルな声】』
③外部関係者との連携力
医療的ケアを必要とする利用者様がご自宅で安全・安心に過ごすため、訪問看護師だけではなく、あらゆる分野の人々が利用者様の人生を見守っています。
例:
- 主治医
- 市区町村の保健師や相談員
- リハビリスタッフ
- 福祉サービスの関係者
- 保育園や学校 など
このように利用者様を取り巻く外部関係者と、利用者様が抱える悩みや課題について報告や相談をする円滑なコミュニケーション能力が求められるのです。
④訪問看護ステーションスタッフとの報連相と情報共有
訪問看護は1人で利用者様のご自宅に伺い、ケアをすることがほとんどです。そのため1人で医療的ケアをする責任の重さに不安を感じる声も少なくはありません。
しかし実際には、訪問看護師が1人だけで悩む必要はないのです。
利用者様とご家族に寄り添った看護が提供できるよう、訪問看護ステーションのスタッフにこまめな報告や相談(報連相)をすることで問題を解決していきましょう。
また報告や相談だけでなく、さまざまな医療の現場で活躍する訪問看護師の話を聞くことで、日々のケアに活かせる情報を集められるのではないでしょうか。
⑤利用者様の状況を観察する力と記録
看護師が1人でケアに取り組む訪問看護の現場では、利用者様の状況や変化に気づける「観察力」がとても活躍します。
脈拍・呼吸数・酸素飽和度といったバイタルサインだけでなく、表情や行動など、あらゆる観点から利用者様を十分に観察しましょう。
また訪問した日のご状況はもちろん、ご家族から普段の様子を伺うことも大切です。そこで気づいたことはしっかり記録し、これからの看護に役立ててくださいね。
小児訪問看護師に必要なスキルは【ソイナース】で身につける!
訪問看護師になるために心がけることを知っても、1人で向かう訪問先で適切なケアができるか不安な気持ちをすべて拭うことは難しいと思います。
だからこそ小児訪問看護サービスを提供するソイナースでは、実際に現場でケアを行う前に適切な座学研修と実践的なOJTを行っています。さらに現場でケアに取り組む看護師の不安を一緒に解決するフォロー体制も万全に整えていますので、ご安心ください。
もちろん今回ご紹介したスキルについても、研修や日々のケアで身につけることができるようしっかりサポートいたします。
▼ソイナースの研修について、詳しくは下記記事もご参照ください『医療的ケア児を見守る看護師必見!~研修の必要性と活躍の場とは~ 』
ソイナースでは、小児訪問看護師を募集中!
ソイナースの研修やフォロー体制について、もっと詳しく知りたい方は、LINEにてぜひお気軽にご連絡ください!