看護師として働いている方の中には、このようなお悩みを持つ人も多いのではないでしょうか?
「あと少し働きたい」
「育児や本業の合間にできる仕事は?」
小児専門のケアリングサービスを提供するソイナースは、スキマ時間を活用して働く看護師が多く在籍しています。
そこで今回は、ソイナースでの時間帯ごとの具体的な働き方を実例に、隙間時間を選んで働く選択肢について解説します。
看護師がスキマ時間に働ける理由と選べる職場
ライフスタイルが多様化する現代。趣味を活かした副業や、子育てのスキマ時間で働くといったニーズが高まっています。
そして、医療に携わる看護の業界でも、スキマ時間を活用して、短時間で働ける職場の選択肢はあります。
- 訪問看護ステーション(時間調整しやすい)
- イベントナース(単発・日払いもアリ)
- 健診・ワクチン接種(午前のみなど案件多数) など
つまり、ご自身のライフスタイルにあった職場を選ぶことができるのです。
看護師がスキマ時間に働くメリット
看護師がスキマ時間で働くメリットは、収入を増やすだけではありません。主な3つのメリットを紹介します。
キャリアアップ
本業でも看護師をやっている人にとって、スキマ時間でいつもとは別の環境、別の看護を行う仕事をすることは、スキルや経験の幅を広げる大きなチャンスとなることでしょう。
そのため、キャリアアップを目指す向上心の高い看護師さんにも人気があります。
ブランクを防ぐ
子育てや介護などの理由から、長時間勤務を必要とする看護の現場での仕事をお休みしている人も多くいます。その状況において、多くの人が不安に感じるのが、「現場復帰までのブランク」。
この点、スキマ時間を選んで働ける訪問看護などの現場であれば、生活と両立しながら、キャリアを途絶えさせる不安も解消できます。
気分転換
職場や、家庭だけで一日のほとんどを過ごしていることに、息苦しさを感じる人も少なくはありません。特に現在の状況に不満がある時、同じような毎日を過ごしていると、その不安は募るばかりですよね。
スキマ時間で仕事をすると、それらの気分転換になることはもちろん、違った角度からいつもの職場や家庭を見つめることができるため、新しい発見にもつながるという声もあります。
【実例】時間帯別・訪問看護師のスキマ時間の働き方
スキマ時間を使って看護師の仕事をしたいと思うものの、具体的なタイムスケジュールがイメージできない人もいるのではないでしょうか?小児訪問看護師が活躍するソイナースでは、スキマ時間を選んで働く人が多く在籍しています。
そこで次に、ソイナースのある日のタイムスケジュールを例に、時間帯別の小児訪問看護師の働き方を紹介します。
【朝(7:00〜9:00)】特別支援学校への通学支援・バス同乗
朝の時間帯に働きたい人は、「通学支援」や「バス同乗」という業務の選択肢があります。
主な仕事内容
特別支援学校に通うお子様のバス乗車サポート
- 健康チェック
- 体調管理
- 付き添い など
このような人におすすめ
- 子育てや家事の前にひと仕事したいママさん
- お仕事がお休みの看護師さん など
これまで朝の時間帯は、子育て中のママさん看護師や、ベテラン看護師が多い傾向にありました。しかし最近では、病院勤務や他の訪問看護ステーションとの掛け持ち、転職活動中の20代の方も増えています。
午前中だけ一件!という働き方も可能なので、午後からの時間を有効活用できる働き方です。
【昼(10:00〜15:00)】訪問看護・保育園や学校への付き添い
昼の時間帯に働きたい人は、「訪問看護」や「保育園や学校への付き添い」という業務をしていただくことが多くあります。
主な仕事内容
- 未就学児や0歳児のご利用者様のご自宅へ伺い、看護
- 保育園や小学校への看護師付き添い
このような人におすすめ
- 丸一日働きたい人
- 夜勤専門で働いている人
- 子どもが学校や保育園に行っている間だけ働きたい人
訪問看護では、お子様との一対一で体調の変化に気づける、付き添い業務では急な体調の変化に外で対応できるなど、柔軟な対応が可能な方にぜひおまかせしたい業務となります。また急募案件が出ることもあるため、スポット勤務希望者にもおすすめできる時間帯です。
ただし、急なお休み等は対応できない場合がほとんどなので、お子様の急病や急用が発生する可能性がある人は、ご家族との協力や調整も大切となります。
【夕方〜夜(16:00〜20:00)】訪問看護・在宅レスパイトケア
夜の時間帯に働きたい人は、「訪問看護」や「在宅レスパイトケア」という業務をしていただく傾向にあります。
主な仕事内容
- 1〜2時間の訪問看護:例)17:00〜18:30
- 在宅レスパイトケア:2〜4時間程度
(ご家族の介護負担軽減のための一時的なケア支援)
このような人におすすめ
- 時間を有効活用したい人
- 夜勤明けに仮眠してから働きたい人
訪問看護が初めての人でも入りやすい時間帯で、ご依頼件数も多いと言えます。
例えば、次のように時間を有効活用した働き方ができる時間帯です。
- 本業後にダブルワークとして(例:15時まで勤務 → 休憩して夕方から訪問)
- 夜勤明け+仮眠後に1件だけ入る
- 週3の本業+週2でスキマ副業の看護師 など
訪問看護師がスキマ時間を活かすコツ・注意点
スキマ時間を上手に活かして働くためには、訪問看護ならではのポイントを押さえておくことが重要です。ここでは、訪問看護師が効率よく働くためのコツと注意点を紹介します。
スケジュール管理は徹底しよう
訪問看護は、利用者宅への訪問時間が分単位で設定されています。少しの遅れが次の訪問に影響するため、余裕を持った移動計画を立てることが欠かせません。
移動手段や交通状況を考慮して、訪問スケジュールには充分に余裕のある時間設定を心がけましょう。また訪問先の場所を事前にチェックしておくと、当日の移動もスムーズになります。
職場の掛け持ちルールも確認
スキマ時間勤務をする際は、職場の掛け持ちルールも事前に確認しましょう。
職場によっては、副業や兼業を制限されているケースも考えられます。
特に就業規則で副業が禁止されている場合は、トラブル防止のためにも必ず許可を得ることが大切です。安心して働くためにも、事前の確認は怠らないようにしましょう。
訪問看護の事業所とこまめに連携
スキマ時間を最大限に活用するためには、訪問看護ステーション(事業所)との密な連携も重要です。働きたい希望の時間帯やエリアを事前に伝えておくことで、マッチする案件を優先的に紹介してもらえる可能性が高まります。
また基本的に1人で訪問先に伺う小児訪問看護の現場では、看護師として必要なアセスメント力や、ご自身の今までの経験を活かしながら、ご利用者様の急な体調変化による対応をしなければなりません。そのため、1人の判断では不安に感じることもあるでしょう。そんな時、事業所としっかり連携し、信頼関係を築くことが最善の看護につながるのです。
看護師向けスキマ時間求人の探し方と活用法
スキマ時間で看護師として働きたい人が仕事を探す場合、次のような探し方があります。
求人サイトで探す
「時間帯」「場所」「報酬」など、希望の条件でフィルタをかけて、検索しましょう。
複数の事業所に登録して案件数を確保
希望の時間帯や条件での仕事は、常にあるとは限りません。いくつかの事業所に登録しておくことで、希望に合った仕事を選びましょう。
なお、ソイナースではスキマ時間を選んで働く案件も多くあります。まずはLINEでのご相談だけでも大歓迎です。
スキマ時間も看護師として輝けるワークスタイルを
訪問看護師は、朝・昼・夜と1日を細かく区切ることで、意外とスキマ時間に働くチャンスが多くあります。
ただし、柔軟な働き方が可能な一方で、次の点には注意が必要です。
- 急な休みへの対応は難しい
- お子様の急病や急用への備えが必要
家族との協力体制や事前調整をしっかり行いましょう。
訪問看護は、看護師としての経験や人柄を活かせるやりがいのある仕事です。
「スキマ時間で少し働きたい」
「ライフスタイルに合った仕事がしたい」
そのような方にとって訪問看護は、ぴったりな働き方ですので、ぜひ新たな選択肢として検討してみてください!